できてしまったシミを改善！効果的な化粧品・成分とは？
若かったころは、あまり気にならなかったシミ…。
歳を取ると共に、顔のあちこちに出来て気になってきてはいませんでしょうか。
今回は、そんな加齢とともに増えていくシミのお話です。
シミができる原因
皮膚の外側にあたる表皮は、外側部分のケラチノサイト（表皮細胞）と
内側部分のメラノサイト（色素細胞）でできています。
シミができる原因のメラニンは、皮膚が紫外線を浴びることによって
メラノサイトから生成されます。
このメラニンは、ケラチノサイトに受け渡され、紫外線から皮膚を守る役割を担います。
皮膚はターンオーバーによって徐々に一番外側の表皮が剥がれ落ちて新しい皮膚になっていき、
メラニンも普通ならば古い皮膚と一緒に排出されます。
ところが、様々な原因でメラニンが過剰に作られたり、ターンオーバーが遅れたりすると
本来剥がれ落ちるはずのメラニンが残ったままになり、それが色素沈着＝「シミ」となってしまうのです。
できてしまったシミへの対策方法
シミの予防策としての一番の原因は紫外線だということは、耳がタコになるほど聞いたことと思います。
では、できてしまったシミはどうすればよいのでしょうか。
近年で流行っているのが飲み薬です。
特に肝斑では、飲み薬が効くとのことで大きく宣伝されていますね。
飲み薬での注意ですが、そばかすや色素沈着のシミの場合は、
肝斑用の飲み薬ではパッケージ通りの効果は期待できません。
市販薬を使われる際は、お気を付けください。
シミ・そばかすに人気があるのが塗り薬です。
ビタミンC誘導体を始めとして様々な塗り薬がありますが、最近規制が緩和され、
販薬でも扱えるようになったハイドロキノンは特にシミに対しての効果が高いことで有名です。
ですが、効果が高い分、トラブルも多い成分です。
美白効果がありすぎて肌色が抜け、まだらに白くなってしまう副作用も報告されています。
ハイドロキノンを使う際は、アフターケアや管理をできるようにしておきましょう。
塗り薬だけではあまり効果がなかった…即効性を求めたい…
そんな方には、美容皮膚科での施術をお勧めします。
医師の診察で最適なシミ施術を勧められるかと思うのですが、
メジャーな方法としてはフォトフェイシャルやレーザーが挙げられます。
フォトフェイシャルはシミだけでなく肌のハリや小じわなど、肌トラブル全体に効果のある施術です。
レーザーは濃くなってしまったシミに使われる、シミに特化した施術があります。
シミに効果のある成分
・ハイドロキノン
先ほど塗り薬でもご紹介したシミに特化して効果を発揮する成分です。
メラニンの生成を阻害し、更にメラニンの分解を促進させる作用を持っています。
同じようにシミに使われる美白成分のアルブチンやビタミンCなどの成分に比べて
どちらの作用もパワフルで、シミに対する効果は相当なものです。
その代わり、先ほど述べたように、効果が高い分トラブルも多い成分です。
できればクリニックなどで医師の処方の上でお使いいただくか、
ドクターが薦めるドクターズコスメなどをお勧めします。
ドクターソワのハイドロキノン美容液はハイドロキノン5%配合に加えて
フラーレンも高配合なので、美白効果抜群。
更に、美容皮膚科でつくっているので安心です。
・アルブチン
アルブチンはメラニンの生成を阻害させる作用を持つ成分です。
メラニンの生成を阻害して、既存のメラニンをターンオーバーで
排出していくことによってシミをなくしていきます。
その為、ターンオーバーを正常化させるL-システインなどの成分と
一緒に配合されていることが多いです。
ハイドロキノンよりは効果が弱いですが、その分副作用も少なく、
更に扱いやすい性質もあって、様々な美白化粧品に使われている成分でもあります。
・ビタミンC
美白成分といえば、まずはビタミンCが挙げられるでしょう。
シミ以外にも美肌にいろいろいい効果があるビタミンCですが、
シミに対してはメラニン生成を抑制する効果と、黒色メラニンを白色メラニンにして
シミを薄くする効果があります。
夏がすぎて、今年の紫外線ダメージが出てくる頃だと思います。
予防ももちろん大事ですが、出来てしまったシミは何とかしたいものです。
出来てしまったシミへの対策を知って、更なる美肌を目指しましょう。
