筋肉に作用?しわ・たるみを根本的に改善するDMAEとは?
普段は気にならないけれど、朝に鏡を見るとほうれい線がくっきり。
夕方の鏡を見ると、頬がいつもよりたるんでいて疲れて見えたりしていませんか?
そんな時、歳を取ったのだと諦めている方。
まだ、諦めるのは早いかもしれません。
今回はそんなしわ・たるみに効く成分「DMAE」のお話です。
たるみの救世主、DMAEとは
DMAEとは、正式名称をジメチルアミノエタノールと言います。
アセチルコリンの前駆体で、アセチルコリンの生成をサポートしてくれる物質です。
自然界ではイワシやサケなどの魚類に多く含まれている脂肪酸の一種です。
なぜDMAEはしわやたるみに効くのか?
アメリカのカリスマ皮膚科医と言われているニコラス・ペリコーン博士が
DMAEの研究をしており、シワやたるみに効くことが実証されています。
この博士によるとDMAEは強力な抗炎症作用を持っており、
加齢による皮膚の弾力低下を防ぐ役割があると説明しています。
先ほど申し上げたように、DMAEはアセチルコリンの前駆体。
アセチルコリンは筋肉の収縮に大切な役割を持っておりますが、年齢とともに減っていくものです。
歳を取ると顔にたるみが出たり、表情が少なくなったりするのはこのせいです。
そこでアセチルコリン前駆体であるDMAEを塗布することで、
減ってしまったアセチルコリンを補充し、シワやたるみを改善することができるのです。
また、他にも血行を良くする効果や紫外線から細胞を守る働きもあり、
くすみの改善効果も報告されています。
DMAEと、他のしわ対策成分の違い…DMAEが注目される理由
シワによく効く成分というと、レチノールが有名ですが
DMAEとはどう違うのでしょうか。
レチノールは簡単に言ってしまうとビタミンAのこと。
この成分は表皮のターンオーバーの促進(シミ)、皮脂腺の働きを抑制(ニキビ)、
真皮コラーゲンの分泌(たるみ)、表皮ヒアルロン酸の増加(シワ)、
真皮乳頭層における血管新生(傷や肌荒れ)などの効果があり、
美肌にとても良いとされています。
ですが、シワ・たるみだけで言いますとレチノールはコラーゲンとヒアルロン酸で
皮膚をふっくらさせて小さなシワをなくすのに対し、
DMAEは根本的な加齢の原因である筋肉にアプローチして、たるみとしわをなくします。
ほうれい線にも効果があるのは、今のところDMAEと言われています。
DMAEは美容皮膚科のたるみ治療でも使われる注目の成分!
エイジングケアを専門とする広尾プライム皮膚科でも、
たるみ治療「フレンチショットスキンリニュー」にてDMAEを使用しています。
フレンチショットスキンリニューとは、
イントラダーマルインジェクターU225を用いてサイトカインAAPE˞®(脂肪幹細胞上清液)と
DMAEをお肌にまんべんなく注入する新しい若返り治療法です。
特に目の下の影やゴルゴライン、法令線を改善させます。
効果としては美容外科で行う脂肪注入やヒアルロン酸注入の効果に匹敵するほどです。
このように肌に負担の少ない治療でありながら、肌をふっくら
すっきりと美肌効果(キメが細かく、潤いのある肌)と
リフティング効果(口元のたるみ、法令線が目立たない肌)を
同時に体感できる治療です。
リフティング効果はDMAEを使用することでより効果的になっています。
DMAEが高濃度で入っている美容液は
さて、そんなDMAEですが、日本では扱っている基礎化粧品はなかなか見当たりません。
広尾プライム皮膚科で開発された美容液「モイストリフトプリュスセラム」は
DMAEが高濃度に入っており、さらにレチノール・カルノシン・医療用コラーゲンなど
他にもエイジングケアにかかせない美容成分もしっかり入っています。
ここまで高濃度のDMAEが含有されている美容液はなかなかありません。
加齢によるシワ・たるみ・くすみなどにお困りの方、是非一度お試しいただければ幸いです。
いかがでしたでしょうか。
加齢によるシワやたるみは、歳なのだから…と諦めてしまいがちですが、
DMAEなら若々しい肌を取り戻す効果が期待できます。
ご興味のある方はぜひ一度、ご相談くださいませ。